【短編】最強総長は隠れ狼姫を惑わしたい。
「リィナ……もっと、お前が欲しい」
もう片方の手も触れてきて、両頬が包み込まれる。
情欲の込められた瞳が真っ直ぐにあたしを見た。
拒否しても、迅はきっと優しく微笑んで離してくれる。
でも、あたしは拒みたいとは思えなかった。
「あたしも……迅のぜんぶ、知りたい」
深いキスでふわふわしていたあたしは、恥ずかしいとか思うこともなくて……。
熱い体温と甘い言葉で溶かされて、ただ純粋に迅ともっとくっついていたいなって……思った。
あたしと迅はこの夜、本当の恋人同士になったんだ。
もう片方の手も触れてきて、両頬が包み込まれる。
情欲の込められた瞳が真っ直ぐにあたしを見た。
拒否しても、迅はきっと優しく微笑んで離してくれる。
でも、あたしは拒みたいとは思えなかった。
「あたしも……迅のぜんぶ、知りたい」
深いキスでふわふわしていたあたしは、恥ずかしいとか思うこともなくて……。
熱い体温と甘い言葉で溶かされて、ただ純粋に迅ともっとくっついていたいなって……思った。
あたしと迅はこの夜、本当の恋人同士になったんだ。