乳房星(たらちねぼし)〜再出発版
【LOVE〜抱きしめたい・その2】
歌合戦は、いよいよ大トリ・私の歌唱に入る。
西軍の司会を務める大手通販会社の社長さまが大トリの司会を始めた。
「ありがとうございました…(大手化粧品メーカー)の(女性社長)さまの琉球がすり姿はとてもおきれいでございました…大好きだったあの人別れて、遠く離れた島へ嫁ぐ女の悲しみと切なさを歌った歌でした…さあみなさま、たいへんながらくお待たせいたしました…いよいよ、大トリ・西軍・イワマツグループ総合オーナーのコリントイワマツヨシタカグラマシーさまのご登場です!!」
ヨリイさんは、下を向いてぐすんぐすんと泣きまくっているゆりこに声をかけた。
「ゆりこちゃん…もうすぐよーくんが舞台に出るわよ…お顔をあげて…」
しかし、ゆりこは下を向いてぐすんぐすんと泣きまくっていた。
ヨリイさんは、怒った声でゆりこに言うた。
「ゆりこちゃん!!お顔をあげなさい!!」
ヨリイさんのとなりにいた施設のスタッフさんたち3人がゆりこのお顔を力づくであげた。
ゆりこの顔は、大容量の涙でぐちょぐちょに汚れていた。
同時に、大型スピーカーからものすごくメロウなイントロが流れた。
それとまた同時に、黒のネクタイでものすごく悲しい冬の色をイメージした色のスーツ姿の私がステージに登場した。
この時、お母さま方たちが私に声援を送った。
「よーくん!!」
「よーくん!!」
「よーくん!!」
西軍の司会を務める大手通販会社の社長さまは、コンシンの声で私を紹介した。
「大トリを務めるコリントイワマツヨシタカグラマシーさまが選んだ曲は、沢田研二さんの歌で『LOVE〜抱きしめたい』!!…男のものすごく…ものすごく悲しい別れをつづった歌です…コリントイワマツヨシタカグラマシーさま!!よろしくお願いいたします!!」
私は、男の哀愁《かなしみ》をたっぷり込めて歌った。
ワンコーラス歌ったあと、観客席から大拍手がわいた。
「よーくん!!」
「よーくん!!」
「よーくん!!」
お母さま方たちは、泣き叫びながら私に声援を送った。
同時に、一部の観客のすすり泣く声も聞こえた。
ゆりこの顔は、大容量の涙でぐちょぐちょに汚れていた。
私は、なんのためらいもなくツーコーラス目を歌い始めた。
全コーラスを歌いあげた私は、大トリをしめる大オーケストラが終わるまでステージに立っていた。
大トリをしめるファンファーレが終わったあと、私は背中《せな》を向けてステージ裏へ向かってゆっくりと歩いた。
観客席から大拍手がわき起こった。
「よーくん!!」
「よーくん行かないで!!」
「よーくん行かないで!!」
「よーくん!!」
お母さま方たちは、泣き叫びながら私を呼んだ。
「ワーーーーーーーーーーーーーーーッ!!ワーーーーーーーーーーーーーッ!!」
ゆりこは、よりし烈な声で泣き叫んだ。
お母さま方たち全員は『行かないで!!』と泣き叫びながら私を呼んでいた。
「大変!!ゆりこちゃん!!」
「ゆりこちゃん!!どうしたの!?」
よりし烈な声で泣き叫んでいたゆりこが大容量の失禁を起こしたあとその場に座り込んでしまった。
「ゆりこちゃん!!」
「ゆりこちゃん!!」
施設のスタッフさんたち6人に抱きかかえられたゆりこは、近くに待機していた救護班のタンカに載せられたあと外へ出た。
このあと、ゆりこは今治市内にある救急病院に運ばれた。
ちと、インパクトが強すぎたかな…
西軍の司会を務める大手通販会社の社長さまが大トリの司会を始めた。
「ありがとうございました…(大手化粧品メーカー)の(女性社長)さまの琉球がすり姿はとてもおきれいでございました…大好きだったあの人別れて、遠く離れた島へ嫁ぐ女の悲しみと切なさを歌った歌でした…さあみなさま、たいへんながらくお待たせいたしました…いよいよ、大トリ・西軍・イワマツグループ総合オーナーのコリントイワマツヨシタカグラマシーさまのご登場です!!」
ヨリイさんは、下を向いてぐすんぐすんと泣きまくっているゆりこに声をかけた。
「ゆりこちゃん…もうすぐよーくんが舞台に出るわよ…お顔をあげて…」
しかし、ゆりこは下を向いてぐすんぐすんと泣きまくっていた。
ヨリイさんは、怒った声でゆりこに言うた。
「ゆりこちゃん!!お顔をあげなさい!!」
ヨリイさんのとなりにいた施設のスタッフさんたち3人がゆりこのお顔を力づくであげた。
ゆりこの顔は、大容量の涙でぐちょぐちょに汚れていた。
同時に、大型スピーカーからものすごくメロウなイントロが流れた。
それとまた同時に、黒のネクタイでものすごく悲しい冬の色をイメージした色のスーツ姿の私がステージに登場した。
この時、お母さま方たちが私に声援を送った。
「よーくん!!」
「よーくん!!」
「よーくん!!」
西軍の司会を務める大手通販会社の社長さまは、コンシンの声で私を紹介した。
「大トリを務めるコリントイワマツヨシタカグラマシーさまが選んだ曲は、沢田研二さんの歌で『LOVE〜抱きしめたい』!!…男のものすごく…ものすごく悲しい別れをつづった歌です…コリントイワマツヨシタカグラマシーさま!!よろしくお願いいたします!!」
私は、男の哀愁《かなしみ》をたっぷり込めて歌った。
ワンコーラス歌ったあと、観客席から大拍手がわいた。
「よーくん!!」
「よーくん!!」
「よーくん!!」
お母さま方たちは、泣き叫びながら私に声援を送った。
同時に、一部の観客のすすり泣く声も聞こえた。
ゆりこの顔は、大容量の涙でぐちょぐちょに汚れていた。
私は、なんのためらいもなくツーコーラス目を歌い始めた。
全コーラスを歌いあげた私は、大トリをしめる大オーケストラが終わるまでステージに立っていた。
大トリをしめるファンファーレが終わったあと、私は背中《せな》を向けてステージ裏へ向かってゆっくりと歩いた。
観客席から大拍手がわき起こった。
「よーくん!!」
「よーくん行かないで!!」
「よーくん行かないで!!」
「よーくん!!」
お母さま方たちは、泣き叫びながら私を呼んだ。
「ワーーーーーーーーーーーーーーーッ!!ワーーーーーーーーーーーーーッ!!」
ゆりこは、よりし烈な声で泣き叫んだ。
お母さま方たち全員は『行かないで!!』と泣き叫びながら私を呼んでいた。
「大変!!ゆりこちゃん!!」
「ゆりこちゃん!!どうしたの!?」
よりし烈な声で泣き叫んでいたゆりこが大容量の失禁を起こしたあとその場に座り込んでしまった。
「ゆりこちゃん!!」
「ゆりこちゃん!!」
施設のスタッフさんたち6人に抱きかかえられたゆりこは、近くに待機していた救護班のタンカに載せられたあと外へ出た。
このあと、ゆりこは今治市内にある救急病院に運ばれた。
ちと、インパクトが強すぎたかな…