乳房星(たらちねぼし)〜再出発版
【かんにんや】
時は、7月8日の午後12時半頃であった。
またところ変わって、朝倉村(今治市)にあるタオル美術館にて…
ここの庭園《ガーデン》で一組の挙式披露宴がひらかれる予定であった。
庭園《ガーデン》には、波止浜の母子保護施設《しせつ》で暮らしているお子さまたちとお母さま方たちと施設のスタッフさんたちと新郎さまの家の親族たちが集まっていた。
この日は、ゆりこと夫にあたる男性の挙式披露宴がひらかれる予定であった。
ところ変わって、新婦の控え室にて…
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
純白のウェディングドレス姿のゆりこは、くすんくすんと泣きじゃくっていた。
ゆりこのそばについているヨリイさんは、ものすごく困った表情を浮かべていた。
そのようになった原因は、今から3時間ほど前にあった。
挙式披露宴の主役の新郎さんは、会社から『(新郎さん)が不在の間のお仕事を引き継いだ人が仕事を投げた…』と言う電話があった。
新郎さんは、急きょ会社ヘ出勤することになった。
新郎さんは、仕事を引き継いだ人に対してもう一度仕事を教えていた。
しかし、引き継いだ人が『わからない…』と言うてビービービービービービービービービービー泣いていた。
たまりかねた新郎さんは、ビービービービー泣いている人に対して怒鳴り散らした。
それでもうまく行かない…
うまく行かずにビービービービー泣いていた人は、ブチ切れた新郎さんからボコボコにどつき回された。
新郎さんのいる会社で深刻な事件が発生した時であった。
タオル美術館でおそろしい事件が発生した。
ゆりこがいる控え室に、ヤクザの男たち10人が土足で上がりこんだ。
リーダーの男は、ものすごい血相でヨリイさんに対して『カネ返せ!!』と言うてすごんだ。
「なんども言うけど、あんた方の施設で暮らしているお母さま方の借金が払えない場合は、施設長であるあんたが全額はらうという事になっているんだよ!!」
ヨリイさんは、泣き叫ぶ声でやつらに言うた。
「うちの施設には、大金をはらうゆとりはございません!!すぐにお帰りくださいませ!!」
「なんや!!わしらに帰れと言うのか!?」
「ここは結婚式場です!!お式をボーガイするのであれば、法的な措置を取らせていただきます!!」
「オドレふざけやがって!!おい、やれ!!」
「へえ!!」
ヤクザの男たち9人は、純白のウェディングドレス姿のゆりこを無理やりつかまえた。
「イヤ!!離して!!離して!!」
「借金《かね》返せないと言うのであれば、(お母さま方)の大事な大事な親友を連れて行くぞ!!」
「イヤ!!離して!!離して!!よーくん!!よーくん助けて!!」
ゆりこは、10人のヤクザの男たちによってむりやり連れて行かれた。
話は、それから24時間後のことであった。
タオル美術館で深刻な事件が発生した頃、私は大阪府内各地《おおさかのあちらこちら》を回ってゆかさんの足どりを探していた。
しかし、これと言った手がかりは見つからなかった。
ところ変わって、大阪交野市星田北《おおさかかたのしほしだきた》にある大型商業施設の工事現場にて…
工事現場に、女々しい男の声が響き渡った。
「ふざけやがって!!ぶっ殺してやる!!」
女々しい声の主は、7月の第1週頃に京橋駅の高架《ガード》下で番頭《ばんと》はんをナイフで斬《き》りつけたしょうたれの男だった。
(ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!)
しょうたれの男は、ヤクザの男たち10人を拳銃《ちゃか》で次々と撃ち殺した。
その横で、コンクリートミキサー車がはたにあった大きな穴にコンクリートを流し込んでいた。
しょうたれの男は、ヤクザの男たち10人を撃ち殺したあとその場から逃走した。
「待てコラ!!」
現場に居合わせたヤクザの男たち20人がしょうたれの男を追いかけて外へ出た。
それから2分後であった。
「おい、大変だ!!」
この時、付近を通りかかった大学生たち20人のグループが現場に入った。
大学生たちのひとりが、穴に流し込んでいるコンクリートミキサー車の吐き出し口を穴の外へ移した。
その後、20人の大学生たちが一斉にシャベルでコンクリートをかき出す作業を始めた。
それから10分後に、私が現場を通りかかった。
「これは一体どう言うこっちゃねん!?」
「おい、あんたも手助けしてくれ!!」
「分かった!!」
このあと、私もコンクリートをかき出す作業に加わった。
その後、あらたに40人の男性がコンクリートをかき出す作業に加わった。
午後3時半頃、穴に入っていたコンクリート全てが取り除かれた。
コンクリートの中から、カンオケがあらわれた。
「おい、これはカンオケや!!」
「カンオケ!?」
「運びだそう!!」
このあと、私と男性4人でカンオケを引き上げた。
もうひとりの男性がバールでカンオケをこじ開けた。
その時であった。
「ああああああああああああああああ!!」
男性のひとりが叫び声をあげた。
「どないしたんぞ!?」
「は、は、は、は…はだかにされた女性が入っていたぞ!!」
カンオケの中に入っていたのは、ゆりこであった。
ゆりこは、やつらに顔を殴られたあと集団レイプの被害を受けた状態でカンオケに押し込められた。
顔はブクブクにはれていた上に、着ていたウェディングドレスは脱がされて全裸《はだか》になっていた。
(ウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウー…ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン…)
それから20分後であった。
事件現場に大阪府警の警察車両20台と交野市の消防本部の車両5台が到着した。
私は、通りかかった若い男性たちと一緒に交野市内《しない》にある警察署ヘ行った。
私たちは、夕方6時頃まで警察署に滞在した。
その間、刑事たちからあれこれとめんどいことを聞かれた。
あれこれとめんどいことを聞かれた末に、ホウショウはたったの3000円…
なんやねん一体もう…
またところ変わって、朝倉村(今治市)にあるタオル美術館にて…
ここの庭園《ガーデン》で一組の挙式披露宴がひらかれる予定であった。
庭園《ガーデン》には、波止浜の母子保護施設《しせつ》で暮らしているお子さまたちとお母さま方たちと施設のスタッフさんたちと新郎さまの家の親族たちが集まっていた。
この日は、ゆりこと夫にあたる男性の挙式披露宴がひらかれる予定であった。
ところ変わって、新婦の控え室にて…
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
純白のウェディングドレス姿のゆりこは、くすんくすんと泣きじゃくっていた。
ゆりこのそばについているヨリイさんは、ものすごく困った表情を浮かべていた。
そのようになった原因は、今から3時間ほど前にあった。
挙式披露宴の主役の新郎さんは、会社から『(新郎さん)が不在の間のお仕事を引き継いだ人が仕事を投げた…』と言う電話があった。
新郎さんは、急きょ会社ヘ出勤することになった。
新郎さんは、仕事を引き継いだ人に対してもう一度仕事を教えていた。
しかし、引き継いだ人が『わからない…』と言うてビービービービービービービービービービー泣いていた。
たまりかねた新郎さんは、ビービービービー泣いている人に対して怒鳴り散らした。
それでもうまく行かない…
うまく行かずにビービービービー泣いていた人は、ブチ切れた新郎さんからボコボコにどつき回された。
新郎さんのいる会社で深刻な事件が発生した時であった。
タオル美術館でおそろしい事件が発生した。
ゆりこがいる控え室に、ヤクザの男たち10人が土足で上がりこんだ。
リーダーの男は、ものすごい血相でヨリイさんに対して『カネ返せ!!』と言うてすごんだ。
「なんども言うけど、あんた方の施設で暮らしているお母さま方の借金が払えない場合は、施設長であるあんたが全額はらうという事になっているんだよ!!」
ヨリイさんは、泣き叫ぶ声でやつらに言うた。
「うちの施設には、大金をはらうゆとりはございません!!すぐにお帰りくださいませ!!」
「なんや!!わしらに帰れと言うのか!?」
「ここは結婚式場です!!お式をボーガイするのであれば、法的な措置を取らせていただきます!!」
「オドレふざけやがって!!おい、やれ!!」
「へえ!!」
ヤクザの男たち9人は、純白のウェディングドレス姿のゆりこを無理やりつかまえた。
「イヤ!!離して!!離して!!」
「借金《かね》返せないと言うのであれば、(お母さま方)の大事な大事な親友を連れて行くぞ!!」
「イヤ!!離して!!離して!!よーくん!!よーくん助けて!!」
ゆりこは、10人のヤクザの男たちによってむりやり連れて行かれた。
話は、それから24時間後のことであった。
タオル美術館で深刻な事件が発生した頃、私は大阪府内各地《おおさかのあちらこちら》を回ってゆかさんの足どりを探していた。
しかし、これと言った手がかりは見つからなかった。
ところ変わって、大阪交野市星田北《おおさかかたのしほしだきた》にある大型商業施設の工事現場にて…
工事現場に、女々しい男の声が響き渡った。
「ふざけやがって!!ぶっ殺してやる!!」
女々しい声の主は、7月の第1週頃に京橋駅の高架《ガード》下で番頭《ばんと》はんをナイフで斬《き》りつけたしょうたれの男だった。
(ズドーン!!ズドーン!!ズドーン!!)
しょうたれの男は、ヤクザの男たち10人を拳銃《ちゃか》で次々と撃ち殺した。
その横で、コンクリートミキサー車がはたにあった大きな穴にコンクリートを流し込んでいた。
しょうたれの男は、ヤクザの男たち10人を撃ち殺したあとその場から逃走した。
「待てコラ!!」
現場に居合わせたヤクザの男たち20人がしょうたれの男を追いかけて外へ出た。
それから2分後であった。
「おい、大変だ!!」
この時、付近を通りかかった大学生たち20人のグループが現場に入った。
大学生たちのひとりが、穴に流し込んでいるコンクリートミキサー車の吐き出し口を穴の外へ移した。
その後、20人の大学生たちが一斉にシャベルでコンクリートをかき出す作業を始めた。
それから10分後に、私が現場を通りかかった。
「これは一体どう言うこっちゃねん!?」
「おい、あんたも手助けしてくれ!!」
「分かった!!」
このあと、私もコンクリートをかき出す作業に加わった。
その後、あらたに40人の男性がコンクリートをかき出す作業に加わった。
午後3時半頃、穴に入っていたコンクリート全てが取り除かれた。
コンクリートの中から、カンオケがあらわれた。
「おい、これはカンオケや!!」
「カンオケ!?」
「運びだそう!!」
このあと、私と男性4人でカンオケを引き上げた。
もうひとりの男性がバールでカンオケをこじ開けた。
その時であった。
「ああああああああああああああああ!!」
男性のひとりが叫び声をあげた。
「どないしたんぞ!?」
「は、は、は、は…はだかにされた女性が入っていたぞ!!」
カンオケの中に入っていたのは、ゆりこであった。
ゆりこは、やつらに顔を殴られたあと集団レイプの被害を受けた状態でカンオケに押し込められた。
顔はブクブクにはれていた上に、着ていたウェディングドレスは脱がされて全裸《はだか》になっていた。
(ウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウーウー…ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン…)
それから20分後であった。
事件現場に大阪府警の警察車両20台と交野市の消防本部の車両5台が到着した。
私は、通りかかった若い男性たちと一緒に交野市内《しない》にある警察署ヘ行った。
私たちは、夕方6時頃まで警察署に滞在した。
その間、刑事たちからあれこれとめんどいことを聞かれた。
あれこれとめんどいことを聞かれた末に、ホウショウはたったの3000円…
なんやねん一体もう…