乳房星(たらちねぼし)〜再出発版
【しあわせ芝居】
時は1月18日の朝8時半頃であった。
今治市立花町《しないたちばなちょう》にある公園で50代の男性が金属バットを持った複数人の少年グループに頭を殴られた末に刃渡りのするどいナイフでズタズタに殺された事件が発生した。
殺された50代の男性は、鎮房《しげふさ》であった。
鎮房《しげふさ》を殺した少年グループは、19歳の無職と三流以下私立高校生《ツッパリせいとたち》4〜5人で構成されていた。
このうち、4人は殺人罪でケーサツに逮捕された。
主犯の少年は、児童相談所に送られた、
主犯の少年は、こともあろうに悠馬《ゆうま》であった。
悠馬《ゆうま》は、2日前に施設から家出したあと少年たちのグループと会っていた。
そして、凶行に至った…
事件が発生した頃、ゆりこと美桜《みお》は施設にいた。
ゆりこと美桜《みお》は、児童相談所の職員から事情聴取を受けるために1日じゅう外に出ることができなかった。
その日の夜9時半頃であった。
ゆりこ母子が暮らしている部屋にて…
美桜《みお》は、ふとんの中でスヤスヤと眠っていた。
スヤスヤと眠っている美桜《みお》のまわりに、施設のスタッフさん3人がいた。
施設のスタッフさんたちは、心配げな表情で美桜《みお》を見つめていた。
その頃、ゆりこはヨリイさんと一緒に施設の食堂にいた。
ゆりこは、ヨリイさんと一緒に悠馬《ゆうま》と美桜《みお》の今後の人生設計《ライフプラン》や母子関係をどうして行くのかなどを話し合っていた。
ヨリイさんは、ものすごくつらい声でゆりこに言うた。
「ゆりこちゃん…これから先どうするのよ?」
「(うつろな表情で)えっ?」
「けさ、立花町《たちばなちょう》の公園で久枝のひとり息子が殺された…悠馬《ゆうま》くんが少年のグループに加担したしていた…悠馬《ゆうま》くんは、児童相談所に送られた…」
ゆりこは、うつろな表情でヨリイさんに言うた。
「ゆりこは…鎮房《ひさえだのドラむすこ》からDV《ぼうりょく》をふるわれたのよ…ゆりこは被害者よ…」
「ゆりこちゃん…」
ゆりこは、泣き叫ぶ声でヨリイさんに言うた。
「ゆりこ!!ダンナいらない!!」
ヨリイさんは、落胆した声で言うた。
「そうよね…ゆりこちゃんには…ムコはん…必要ないよねぇ…久枝のドラ息子をゆりこちゃんの再婚相手に選んだことについては…センセーのセンタクミスだった…そのせいで…悠馬《ゆうま》くんと美桜《みお》ちゃんが…不幸になった…ぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすん…」
ヨリイさんは、白いハンカチを取り出したあとぐすんぐすんと泣き出した。
(ザザーン…)
時は、深夜11時50分頃であった。
またところ変わって、波方の大角浜海浜公園《おおつのはまかいひんこうえん》の海岸《ビーチ》にて…
ゆりこは、白濁色《にごったいろ》のカーディガンと濃いネイビーのジーンズ姿で海岸《ビーチ》にたたずんでいた。
うつろな表情を浮かべているゆりこは、夜の海を見つめながら桜田淳子さんの歌で『しあわせ芝居』を歌っていた。
その後、ゆりこは着ていた衣服を脱いだ。
脱いだ衣服の中から、Gカップの極爆乳《おおきすぎるおっぱい》を包んでいる黒のユニクロワイヤレスブラ(3Dホールド)とヒップハンガーをエアリズムショーツがあらわになった。
下着姿のゆりこは、くすんくすんと泣きながら冷たい海ヘ入った。
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…悠馬《ゆうま》、美桜《みお》…ごめんね…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…ダメになったママを…許して…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
下着姿のゆりこは、約60分の間冷たい海につかりながら泣いていた。
翌朝8時頃であった。
悠馬《ゆうま》につづいて、美桜《みお》も児童相談所に保護された。
悠馬《ゆうま》と美桜《みお》は、児童相談所に保護されたあと福島県浜通り地方にある孤児院ヘ送られることになった。
したがって、悠馬《ゆうま》と美桜《みお》はゆりこと暮らすことができなくなった。
その頃、下着姿のゆりこはビーチの砂の上でうつぶせになって寝ていた。
ゆりこはこのままでいいのか?
甘ったれるのもええかげんにせえよ…
今治市立花町《しないたちばなちょう》にある公園で50代の男性が金属バットを持った複数人の少年グループに頭を殴られた末に刃渡りのするどいナイフでズタズタに殺された事件が発生した。
殺された50代の男性は、鎮房《しげふさ》であった。
鎮房《しげふさ》を殺した少年グループは、19歳の無職と三流以下私立高校生《ツッパリせいとたち》4〜5人で構成されていた。
このうち、4人は殺人罪でケーサツに逮捕された。
主犯の少年は、児童相談所に送られた、
主犯の少年は、こともあろうに悠馬《ゆうま》であった。
悠馬《ゆうま》は、2日前に施設から家出したあと少年たちのグループと会っていた。
そして、凶行に至った…
事件が発生した頃、ゆりこと美桜《みお》は施設にいた。
ゆりこと美桜《みお》は、児童相談所の職員から事情聴取を受けるために1日じゅう外に出ることができなかった。
その日の夜9時半頃であった。
ゆりこ母子が暮らしている部屋にて…
美桜《みお》は、ふとんの中でスヤスヤと眠っていた。
スヤスヤと眠っている美桜《みお》のまわりに、施設のスタッフさん3人がいた。
施設のスタッフさんたちは、心配げな表情で美桜《みお》を見つめていた。
その頃、ゆりこはヨリイさんと一緒に施設の食堂にいた。
ゆりこは、ヨリイさんと一緒に悠馬《ゆうま》と美桜《みお》の今後の人生設計《ライフプラン》や母子関係をどうして行くのかなどを話し合っていた。
ヨリイさんは、ものすごくつらい声でゆりこに言うた。
「ゆりこちゃん…これから先どうするのよ?」
「(うつろな表情で)えっ?」
「けさ、立花町《たちばなちょう》の公園で久枝のひとり息子が殺された…悠馬《ゆうま》くんが少年のグループに加担したしていた…悠馬《ゆうま》くんは、児童相談所に送られた…」
ゆりこは、うつろな表情でヨリイさんに言うた。
「ゆりこは…鎮房《ひさえだのドラむすこ》からDV《ぼうりょく》をふるわれたのよ…ゆりこは被害者よ…」
「ゆりこちゃん…」
ゆりこは、泣き叫ぶ声でヨリイさんに言うた。
「ゆりこ!!ダンナいらない!!」
ヨリイさんは、落胆した声で言うた。
「そうよね…ゆりこちゃんには…ムコはん…必要ないよねぇ…久枝のドラ息子をゆりこちゃんの再婚相手に選んだことについては…センセーのセンタクミスだった…そのせいで…悠馬《ゆうま》くんと美桜《みお》ちゃんが…不幸になった…ぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすん…」
ヨリイさんは、白いハンカチを取り出したあとぐすんぐすんと泣き出した。
(ザザーン…)
時は、深夜11時50分頃であった。
またところ変わって、波方の大角浜海浜公園《おおつのはまかいひんこうえん》の海岸《ビーチ》にて…
ゆりこは、白濁色《にごったいろ》のカーディガンと濃いネイビーのジーンズ姿で海岸《ビーチ》にたたずんでいた。
うつろな表情を浮かべているゆりこは、夜の海を見つめながら桜田淳子さんの歌で『しあわせ芝居』を歌っていた。
その後、ゆりこは着ていた衣服を脱いだ。
脱いだ衣服の中から、Gカップの極爆乳《おおきすぎるおっぱい》を包んでいる黒のユニクロワイヤレスブラ(3Dホールド)とヒップハンガーをエアリズムショーツがあらわになった。
下着姿のゆりこは、くすんくすんと泣きながら冷たい海ヘ入った。
「くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…悠馬《ゆうま》、美桜《みお》…ごめんね…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…ダメになったママを…許して…くすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすんくすん…」
下着姿のゆりこは、約60分の間冷たい海につかりながら泣いていた。
翌朝8時頃であった。
悠馬《ゆうま》につづいて、美桜《みお》も児童相談所に保護された。
悠馬《ゆうま》と美桜《みお》は、児童相談所に保護されたあと福島県浜通り地方にある孤児院ヘ送られることになった。
したがって、悠馬《ゆうま》と美桜《みお》はゆりこと暮らすことができなくなった。
その頃、下着姿のゆりこはビーチの砂の上でうつぶせになって寝ていた。
ゆりこはこのままでいいのか?
甘ったれるのもええかげんにせえよ…