乳房星(たらちねぼし)〜再出発版
第7話・恋一夜
【スローモーション】
話は、1月19日の夜7時半頃であった。
ところ変わって、中東ドバイの5つ星ホテル・ジュメイラ・ビーチ・ホテルにて…
私が宿泊するスイートルームで大番頭《おおばんと》はんたちがあわただしく動いていた。
このあと、夜9時からホテル内にある特大結婚披露宴場で行われるプロマージャンの対局番組に出演する予定である。
(私・イワマツは、プロマージャン検定の二段の資格を保有している。)
放送は、ドバイ時間の夜9時より全世界のテレビで生放送される。
大番頭《おおばんと》はんは、オタオタした様子で子守女さんたちに言うた。
「ああもう〜なにしてまんねん!!ヨシタカさんが着るスーツのズボンはまだかいなぁ〜」
「すみません…」
「はよしなはれ!!」
私は、バタバタしている中で身繕いを整えた。
夜8時25分頃、ダークブラックのジャケットパンツ・えんじいろのネクタイのスーツ姿の私は会場のスタッフさんの案内で会場に入った。
私は、北の席に座って3人の対局相手の到着を待っていた。
対局相手は、東の席はアブダビ在住の年商50兆ドルの石油王の男性・西と南の席はドバイに本社がある石油精製販売会社2社の社長さん…
石油王さんの男性は名人・社長さんふたりは竜人クラス…
私は、まだ二段である。
夜8時50分頃、3人の対局相手さまたちが到着した。
私は、一度席を立って3人の対局相手さまたちと名刺交換で初対面のあいさつを交わした。
夜9時頃、全世界のテレビに生放送がオンエアされた。
ホテルのスイートルームにいるA班のメンバーたちは、モニターで対局の様子を見守っていた。
対局会場は、キンパクした空気に包まれた。
私と3人の対局相手さまたちはキンパクした空気の中で対局をすすめた。
対局の結果、私は1位で終わったので三段に上がった。
東の席(親席)のアラブの石油王さまは最下位に終わった。
時は、1月20日の朝7時頃であった。
場所は、私が泊まっているスイートルームにて…
「あ〜、よおねたわ…」
ベッドから起き上がった私は、洗面所へ行って歯みがき洗顔などをした。
それから20分後に、ウェンビンさんが朝刊4紙を持って部屋にやって来た。
「ヨシタカさん、おはようございます。」
「あっ、ウェンビンさんおはようございます。」
「朝刊をお持ちいたしました。」
「おおきに。」
ウェンビンさんは、ソファのテーブルの上にニューヨーク・タイムズと日本経済新聞と愛媛新聞とデイリースポーツの四国版の4紙をゆっくりと置いた。
歯みがき洗顔などを終えた私は、ゆっくりとソファに腰掛けた。
「さて、今朝はどれから読もうか…」
私が愛媛新聞を手にしたあと新聞を読もうとした時に、ウェンビンさんが私にゆうべのことを話した。
「あっ、ヨシタカさん。」
「ウェンビンさん。」
「ゆうべの対局で東の席に座られていた(石油王の男性)さまがヨシタカさまにお会いしたい…と言うていました。」
「えっ?アブダビの石油王さまが私にお会いしたいって?」
「ええ…」
はて…
それはどういうこっちゃねん?
私は、思わず小首をかしげた。
ウェンビンさんは、石油王さまが私に会いたがっているわけを説明した。
「(石油王)さまは、ヨシタカさんともう一度マージャンしたいと申していました…なので…(アポを)入れました。」
…って…
もうアポ入れたんかい…
私は、ウェンビンさんにアラブの石油王さまが私に会いたがっている理由をたずねた。
「アラブの石油王さんは、なぜ私に会いたがっているのかなぁ〜」
「さあ、それはよぉ分かりまへんけど…」
このあと、A班のメンバーたちはアブダビへ行くことになった。
ところ変わって、アブダビの中心地にある石油王の男性が暮らしている特大豪邸にて…
時は、午後1時過ぎであった。
特大豪邸のきらびやかなロビーにA班のメンバーたちと石油王さまがいた。
石油王さまは、私にすごんだ声で言うた。
「おまはん、ゆうべの対局でよくもワシをコテンパンに負かしたな〜」
はぁ〜
それで…
石油王さまは、私をすごんだあと商談を申し出た。
「イワマツどの、もう一度ワシとマージャンせえへんか?」
「はっ。」
「ワシを気持ちよく楽しませることができたら…イワマツどのが所有しているアゼルバイジャンの油田の採掘権のリース契約を申し込みたい…」
石油王さまは、私に気持ちよく楽しませることができたらアゼルバイジャンの油田の採掘権のリース契約を申し込むと言うた。
私は、石油王さまと商談マージャンを始めた。
東の席に石油王さま・西と南の席に豪邸の使用人の男性たち・北の席に私がそれぞれ座って対局を進めた。
対局の結果、石油王さまが1位で私は3位で終わった。
石油王さまは、気持ちよくマージャンを楽しむことができたのでアゼルバイジャンの油田の採掘権リースを私たちに申し込んだ。
マージャンが終わったあと、A班のメンバーたちと石油王さまの間でアゼルバイジャンの油田の採掘権のリース契約の手続きを取った。
1月21日は、予定がないので休暇を取った。
ところ変わって、バージュ・ハリファのドバイモール内にあるドバイ水族館にて…
A班のメンバーたちは、幅32・88メートル・高さ8・3メートル・厚さ75センチ・重量約245トンの特大アクリル板でおおわれている水槽の中で泳いでいる海の生き物たちをじっくりと鑑賞した。
ギネスブックに載っている特大アクリル板は、香川県の中小企業の工場で製造されたものである。
A班のメンバーたちは、特大アクリル板でおおわれている水槽で泳ぐ海の生き物たちをじっくりと見つめながら、なにを思っていたのか?
明日以降は、スケジュール帳に記載されている予定がたくさんあるので、休みは1日もない…
ところ変わって、中東ドバイの5つ星ホテル・ジュメイラ・ビーチ・ホテルにて…
私が宿泊するスイートルームで大番頭《おおばんと》はんたちがあわただしく動いていた。
このあと、夜9時からホテル内にある特大結婚披露宴場で行われるプロマージャンの対局番組に出演する予定である。
(私・イワマツは、プロマージャン検定の二段の資格を保有している。)
放送は、ドバイ時間の夜9時より全世界のテレビで生放送される。
大番頭《おおばんと》はんは、オタオタした様子で子守女さんたちに言うた。
「ああもう〜なにしてまんねん!!ヨシタカさんが着るスーツのズボンはまだかいなぁ〜」
「すみません…」
「はよしなはれ!!」
私は、バタバタしている中で身繕いを整えた。
夜8時25分頃、ダークブラックのジャケットパンツ・えんじいろのネクタイのスーツ姿の私は会場のスタッフさんの案内で会場に入った。
私は、北の席に座って3人の対局相手の到着を待っていた。
対局相手は、東の席はアブダビ在住の年商50兆ドルの石油王の男性・西と南の席はドバイに本社がある石油精製販売会社2社の社長さん…
石油王さんの男性は名人・社長さんふたりは竜人クラス…
私は、まだ二段である。
夜8時50分頃、3人の対局相手さまたちが到着した。
私は、一度席を立って3人の対局相手さまたちと名刺交換で初対面のあいさつを交わした。
夜9時頃、全世界のテレビに生放送がオンエアされた。
ホテルのスイートルームにいるA班のメンバーたちは、モニターで対局の様子を見守っていた。
対局会場は、キンパクした空気に包まれた。
私と3人の対局相手さまたちはキンパクした空気の中で対局をすすめた。
対局の結果、私は1位で終わったので三段に上がった。
東の席(親席)のアラブの石油王さまは最下位に終わった。
時は、1月20日の朝7時頃であった。
場所は、私が泊まっているスイートルームにて…
「あ〜、よおねたわ…」
ベッドから起き上がった私は、洗面所へ行って歯みがき洗顔などをした。
それから20分後に、ウェンビンさんが朝刊4紙を持って部屋にやって来た。
「ヨシタカさん、おはようございます。」
「あっ、ウェンビンさんおはようございます。」
「朝刊をお持ちいたしました。」
「おおきに。」
ウェンビンさんは、ソファのテーブルの上にニューヨーク・タイムズと日本経済新聞と愛媛新聞とデイリースポーツの四国版の4紙をゆっくりと置いた。
歯みがき洗顔などを終えた私は、ゆっくりとソファに腰掛けた。
「さて、今朝はどれから読もうか…」
私が愛媛新聞を手にしたあと新聞を読もうとした時に、ウェンビンさんが私にゆうべのことを話した。
「あっ、ヨシタカさん。」
「ウェンビンさん。」
「ゆうべの対局で東の席に座られていた(石油王の男性)さまがヨシタカさまにお会いしたい…と言うていました。」
「えっ?アブダビの石油王さまが私にお会いしたいって?」
「ええ…」
はて…
それはどういうこっちゃねん?
私は、思わず小首をかしげた。
ウェンビンさんは、石油王さまが私に会いたがっているわけを説明した。
「(石油王)さまは、ヨシタカさんともう一度マージャンしたいと申していました…なので…(アポを)入れました。」
…って…
もうアポ入れたんかい…
私は、ウェンビンさんにアラブの石油王さまが私に会いたがっている理由をたずねた。
「アラブの石油王さんは、なぜ私に会いたがっているのかなぁ〜」
「さあ、それはよぉ分かりまへんけど…」
このあと、A班のメンバーたちはアブダビへ行くことになった。
ところ変わって、アブダビの中心地にある石油王の男性が暮らしている特大豪邸にて…
時は、午後1時過ぎであった。
特大豪邸のきらびやかなロビーにA班のメンバーたちと石油王さまがいた。
石油王さまは、私にすごんだ声で言うた。
「おまはん、ゆうべの対局でよくもワシをコテンパンに負かしたな〜」
はぁ〜
それで…
石油王さまは、私をすごんだあと商談を申し出た。
「イワマツどの、もう一度ワシとマージャンせえへんか?」
「はっ。」
「ワシを気持ちよく楽しませることができたら…イワマツどのが所有しているアゼルバイジャンの油田の採掘権のリース契約を申し込みたい…」
石油王さまは、私に気持ちよく楽しませることができたらアゼルバイジャンの油田の採掘権のリース契約を申し込むと言うた。
私は、石油王さまと商談マージャンを始めた。
東の席に石油王さま・西と南の席に豪邸の使用人の男性たち・北の席に私がそれぞれ座って対局を進めた。
対局の結果、石油王さまが1位で私は3位で終わった。
石油王さまは、気持ちよくマージャンを楽しむことができたのでアゼルバイジャンの油田の採掘権リースを私たちに申し込んだ。
マージャンが終わったあと、A班のメンバーたちと石油王さまの間でアゼルバイジャンの油田の採掘権のリース契約の手続きを取った。
1月21日は、予定がないので休暇を取った。
ところ変わって、バージュ・ハリファのドバイモール内にあるドバイ水族館にて…
A班のメンバーたちは、幅32・88メートル・高さ8・3メートル・厚さ75センチ・重量約245トンの特大アクリル板でおおわれている水槽の中で泳いでいる海の生き物たちをじっくりと鑑賞した。
ギネスブックに載っている特大アクリル板は、香川県の中小企業の工場で製造されたものである。
A班のメンバーたちは、特大アクリル板でおおわれている水槽で泳ぐ海の生き物たちをじっくりと見つめながら、なにを思っていたのか?
明日以降は、スケジュール帳に記載されている予定がたくさんあるので、休みは1日もない…