乳房星(たらちねぼし)〜再出発版

【幸せのリズム】

時は、夕方5時過ぎであった。

またところ変わって、7階にあるそば吉(そば屋)にて…

A班のメンドーたちは、ここで晩ごはんを摂ることにした。

A班のメンドーたちは、アサヒスーパードライの瓶ビールとあぶったじゃこ天と大名神天ざるを注文した。

A班のメンバーたちは、まずあぶったじゃこ天をさかなにビールをのんでいた。

ミンジュンさんは、ビールをのみほしたあと大きくため息をついた。

「ああ…ホンマにしんどかったわ〜」

たつろうさんは、つらい声で『なんとも言えまへんな〜』と言うた。

事務長はんは、厳しい声で言うた。

「ミンジュンどののお兄夫婦は何を考えているのか…ホンマにふざけとるわ!!」

宮出さんも『全くそのとおりじゃ…』と言うて同調した。

私は、ビールをひとくちのんでからミンジュンさんに言うた。

「ミンジュンさんのオイゴくんはいくつかな?」

ミンジュンさんは、しんどい声で答えた。

「小3と小1…ふたりともお兄の子じゃないのよ。」

たつろうさんは、おどろいた声で『えっ?ソレホンマですか?』と言うた。

ミンジュンさんは、ややヒステリックな声で『ホンマにホンマよ!!』と言うた。

たつろうさんは、ミンジュンさんに嫂《おねえ》のことをきいた。

「ミンジュンさんの嫂《おねえ》は、離婚歴があるのかな?」
「あるわよ…せやからお兄の子じゃないのよ!!」
「ミンジュンさんの嫂《おねえ》は、バツイチさん?」
「(ややヒステリックな声で)違う…バ・ツ・ニ…」
「バツニさん…」

私のグラスにビールをついでいたウェンビンさんは、たつろうさんに言うた。

「ミンジュンさんの嫂《おねえ》は、ご両親が遅い年齢《じき》に出産した一人娘さんだった…せやけん、周りから過度に甘やかされていたのだよ…ミンジュンさんのオイゴふたりの父親《てておや》は超なさけない男だったと聞いた…」
「それじゃあ、過去に結婚していたダンナは?」
「ふたりとも、嫂《おねえ》と仲が悪かった…ふたりとも、結婚してものの数日であきてリコンしたんや…ホンマにため息出るワ…」

ウェンビンさんの話を聞いた私は、ビールをのんだあと『なんとも言えない…』とつぶやいた。

その後、あつあつのじゃこ天をほおばった。

「おお、うまいねん。」

ミンジュンさんは、私にこう言うた。

「ヨシタカさん。」
「ミンジュンさん。」
「ミンジュン…ヨシタカさんにシットしてるのよ!!」
「シットしてるって…」

ミンジュンさんは、私にこう言うた。

「ヨシタカさんは、イヴァナちゃんとデミーちゃんの…どっちを選ぶのよ!?」

ウェンビンさんは、オタオタした表情で言うた。

「ミンジュンさん、困りまんねん…」
「ウェンビン…」
「ミンジュンさん、ヨシタカさまが困ってますよ。」
「ミンジュン!!ヨシタカさまのお嫁さんになりたいもん!!」
「困りまんねん〜」

ウェンビンさんは、ものすごくオタオタした表情でミンジュンさんに言うた。

宮出さんは、ウェンビンさんにこう言うた。

「ウェンビンくん、男だったらミンジュンさんをしっかりとつなぎとめなアカンよ。」

事務長はんも『せやせや…』と言うて同調した。

大番頭《おおばんと》はんは、困った声で店の店員さんに言うた。

「ねえちゃん!!しめの大名神天ざるをはよ作ってや〜」
「はーい。」

このあとは、みんなで大名神天ざるをいただいた。

午後8時頃、A班のメンバーたちが乗り込んだ専用機が松山空港から飛び立った。

11月12日以降、日本《ほんど》ヘ来る予定は未定である。
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