シークレットベビー~初めまして、愛している。記憶喪失からはじまる二度目の結婚生活は三人で~
受付カウンターを軽くダスターでキレイに掃除をしていると事務長が奥の事務長室からカウンターに出て来た。
「おはよう御座います。事務長」
「おはよう。神崎さん」
「昨日はタクシー代ありがとう御座います」
「タクシー代ぐらいいいさ。それよりもこれ」
事務長が私に何かを渡して来た。
「ハンバーグの美味しい店をチェイスしてみた。理沙ちゃんに見せてどの店がいいか、決めてくれ」
「ありがとう御座います。早速娘と決めます」
「俺はこれで」
と事務長は他の事務員の視線から逃げるように事務長室に戻ってしまった。
「おはよう御座います。事務長」
「おはよう。神崎さん」
「昨日はタクシー代ありがとう御座います」
「タクシー代ぐらいいいさ。それよりもこれ」
事務長が私に何かを渡して来た。
「ハンバーグの美味しい店をチェイスしてみた。理沙ちゃんに見せてどの店がいいか、決めてくれ」
「ありがとう御座います。早速娘と決めます」
「俺はこれで」
と事務長は他の事務員の視線から逃げるように事務長室に戻ってしまった。