深海
「先生、珈琲が入りました。」
「そうか、いただこう。」
「この1杯の珈琲にも幸せを感じ、彼女を外界から隔離する事を幸せと感じる。『幸せ』という定義上では同等だ。そう思う私は異常なのかもしれない…」
「何か言いました?」
「いや、、、なんでもない。」
正常か異常かを判断しようとする事自体が間違っているのだろう。
正しさの基準点など、この世には存在しない。
それを求めるのは、深海で一粒の光を見るようなものだ。
深く、、落ちる、、散る。
~完~
「そうか、いただこう。」
「この1杯の珈琲にも幸せを感じ、彼女を外界から隔離する事を幸せと感じる。『幸せ』という定義上では同等だ。そう思う私は異常なのかもしれない…」
「何か言いました?」
「いや、、、なんでもない。」
正常か異常かを判断しようとする事自体が間違っているのだろう。
正しさの基準点など、この世には存在しない。
それを求めるのは、深海で一粒の光を見るようなものだ。
深く、、落ちる、、散る。
~完~