笑って。
ある晴れの日。
僕はいつも通り、1人で家に帰ろうとしていた。
その時目に入ったのは、大好きな本を読みながら横断歩道を渡ろうとしている君だった。
駆け寄ろうとした僕は、一瞬足を止めた。
とんでもないスピードを出したトラックが、
その横断歩道に突っ込もうとしていた。
それに気付かず渡ろうとする君。
次の瞬間には、足が動いていた。
僕が君のそばに行ったら、また迷惑そうな顔をさせてしまうかもしれない。次こそ本当に嫌われてしまうかもしれない。
でも、今はそんなこと、どうでも良かった。
僕はいつも通り、1人で家に帰ろうとしていた。
その時目に入ったのは、大好きな本を読みながら横断歩道を渡ろうとしている君だった。
駆け寄ろうとした僕は、一瞬足を止めた。
とんでもないスピードを出したトラックが、
その横断歩道に突っ込もうとしていた。
それに気付かず渡ろうとする君。
次の瞬間には、足が動いていた。
僕が君のそばに行ったら、また迷惑そうな顔をさせてしまうかもしれない。次こそ本当に嫌われてしまうかもしれない。
でも、今はそんなこと、どうでも良かった。