苦手な彼は私の王子様
「恋くん恋くん?先生が呼んでたよ!」

クラスメイトの1人に呼ばれる。

委員長代理になった俺はクラスとも少しずつ馴染めてきて前は怖がっていた生徒も今や普通に話しかけてくる。

呼ばれた先生の所に仕方なくいく

「来たか咲坂。クラスの人数確認して報告してくれ」

「うっす。」

正直だるいけどやるしかない。

それから俺たちは先生の話などを聞いて宿舎に向かった。

「なぁ、恋?あれから委員長とはどーなんだよ」

「あー。ほとんど面会できる日は行ってた」

「連絡とかはこねーの?」

「病院だしな。」

本当は毎日電話したりしたいって思う自分がいる。

俺は気がついたらあいつのことが好きだった。
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