一期一会。−2−
「一言余計なんだよ」
和は、話を聞いて、不満げに私のおでこを
コツンと手で小衝く。
友達いないこと気にしてんの?
怒るかと思いきや。
「…悪かったな、急に休んで」
『…ん?』
怖い表情が緩んで、少し申し訳無さそうに
謝ってくる和に目が点になる。
どうした…急に大人しくなったぞ??
「熱が高くて…行けなかったんだ」
お、おぉ…?
しゅん、と肩を落とすその様は、
捨てられた子犬みたいで、何故か
キュンときた。
いや、何だこの胸の高鳴りは!
不意打ち過ぎませんか!
…というか、本当に熱で休んでたんだね。
だるいから仮病を決め込んだのかと
ばかり思ってたよ。←
「せっかく、文章考えてたのに…」
え、あれ和が書いてたの!?
手書きだったけど。
真面目か!
実は読むの楽しみにしてたの、和君!?
……なんか、ごめんね…?
だいぶ落ち込んでる和に、よくわからないが申し訳なく思った。
とんだとばっちりだったけど、私は和から
何か大切なものを奪っていたらしい。
和は、話を聞いて、不満げに私のおでこを
コツンと手で小衝く。
友達いないこと気にしてんの?
怒るかと思いきや。
「…悪かったな、急に休んで」
『…ん?』
怖い表情が緩んで、少し申し訳無さそうに
謝ってくる和に目が点になる。
どうした…急に大人しくなったぞ??
「熱が高くて…行けなかったんだ」
お、おぉ…?
しゅん、と肩を落とすその様は、
捨てられた子犬みたいで、何故か
キュンときた。
いや、何だこの胸の高鳴りは!
不意打ち過ぎませんか!
…というか、本当に熱で休んでたんだね。
だるいから仮病を決め込んだのかと
ばかり思ってたよ。←
「せっかく、文章考えてたのに…」
え、あれ和が書いてたの!?
手書きだったけど。
真面目か!
実は読むの楽しみにしてたの、和君!?
……なんか、ごめんね…?
だいぶ落ち込んでる和に、よくわからないが申し訳なく思った。
とんだとばっちりだったけど、私は和から
何か大切なものを奪っていたらしい。