スカッとするお話  短編集

ぶたのカースト逆転!

私は中井派愛。中1。
私はとにかく地味でカースト制度の最下位。
カーストで地味な人とかそういうのは最下位。
私は地味。デブ。勉強ができる。だから・・・まだまし・・・
なんだよね。こんなあつこの人はカースト上位の菜亜羅さん。
可愛くて高嶺の花。
「はであさん・・・のみもも買ってきてくださる・・・?」
「わかりました。」
わたしは即座に返事をする。
「お、気が利く。」
と菜亜羅さんの取り巻きがいう。
急がなくっちゃ。
「はあっ、はあっ」
なあらさんにたのまれたコーラ売り切れだ・・・
「どうしよう」
情けない声がころがる。
「どうしたんだ・・・?」
いきなり上から声が・・・
「困っているのか?」
ともう一人違う声の人が。
顔を上げると
「青偈さん?!中赤さん?!」
言うまでもなく彼れらは男で高嶺の花というのか分からないけれど。
いえば高嶺の花・・・
そう、学校の王子様的そんざい。
「おおっ。」
と中赤さんが
「どうされましたか?」
「お前オレにプロデーィスされる気はないか?」
学校中の女子はされたいのだろうけれど。
「え?私なんかブスに構わないほうが・・・」
「まあ、とりあえず夏休み終わるまでにダイエットしろ!」
カースト上位だから逆らえない・・・
「わ、わかりました。」

・・夏休み・・

「おっはよー、焼けちゃったぁ。」
と可愛く言ってみせる菜亜羅さん
取り巻きたちはすかさず
「そんなことありませーん。」
と声を揃える。
「そういえばあんな美人いた?」
「確かに」
「だけどあの席地味デブの席・・・」
「席間違えてるんじゃ?!」
もちろん会話は丸聞こえ。
「あの席違うんじゃ・・・」
とごますり声でいった。
「え、あの私派愛ですけど」
そうして私はカースト上位まで駆け上がりました。
菜亜羅さんは私への嫌がらせがバレ、転校していった。
そして私はカーストを逆転したのでした。

ちなみにあのあと中赤さんに告白されるのでした。
それを菜亜羅さんたちの取り巻きが悔しがっているのを面白く思っていました。
おしまい




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