干物のミカタ ~副社長! 今日から私はあなたの味方です!~
展示会は開始直後から各ブースに人が集まり、お昼近くには会場内はごった返すようになっていた。
メインスペースを見に来る人も多く、美琴も案内に追われている。
テーマがグランピングという事もあり、テントの前には豪華なバーベキューセットなどの展示もされていて、おしゃれなウッドチェアに座り疑似体験をして楽しむ人たちも多かった。
中でもやはり渓谷の装飾は人気で、グリーンデザインの名前は一躍話題になった。
美琴は案内の合間に関連の企業から声をかけられることも多く、持って来た名刺が足りなくなるのではと心配するほどだった。
そして展示会は慌ただしい中時間が過ぎ、ついに二日間の日程も終わりに近づいていた。
「友野さん!」
急に後ろから明るい声をかけられ、美琴は慌てて振り返る。
見ると声をかけた瑠偉の他に、部長と滝山、胡桃の姿があった。
「みんな……どうして?」
展示会の片づけは明日の予定だ。
今日はこのまま帰宅するだけだった美琴は、集まったみんなの姿に驚いて思わず駆け寄った。
メインスペースを見に来る人も多く、美琴も案内に追われている。
テーマがグランピングという事もあり、テントの前には豪華なバーベキューセットなどの展示もされていて、おしゃれなウッドチェアに座り疑似体験をして楽しむ人たちも多かった。
中でもやはり渓谷の装飾は人気で、グリーンデザインの名前は一躍話題になった。
美琴は案内の合間に関連の企業から声をかけられることも多く、持って来た名刺が足りなくなるのではと心配するほどだった。
そして展示会は慌ただしい中時間が過ぎ、ついに二日間の日程も終わりに近づいていた。
「友野さん!」
急に後ろから明るい声をかけられ、美琴は慌てて振り返る。
見ると声をかけた瑠偉の他に、部長と滝山、胡桃の姿があった。
「みんな……どうして?」
展示会の片づけは明日の予定だ。
今日はこのまま帰宅するだけだった美琴は、集まったみんなの姿に驚いて思わず駆け寄った。