干物のミカタ ~副社長! 今日から私はあなたの味方です!~
「こ、ここって?!」
「つい最近オープンしたグランピング施設です。展示会の後だし、美琴が喜ぶかなと思って」
驚いて目を丸くしたままの美琴を見て、俊介は嬉しそうに笑っている。
それからしばらくして落ち着きを取り戻した美琴は、大興奮で施設の中を見て回った。
テントと言っても、窓も扉も設置されている立派な客室だ。
室内はホテルの一室と同様に、ベッドやトイレはもちろん露天風呂やサウナまで併設されている。
目の前のプライベートガーデンを抜けると森の中を自由に散策でき、湖でボートに乗る事も出来た。
「夢みたい……」
俊介は、はしゃぐ美琴の姿をずっと愛おしそうに見つめていた。
ディナーの片付けに来たスタッフを見送り美琴が振り返ると、俊介は庭でデッキチェアに横になり星を眺めていた。
美琴はそっと隣に立ち、一緒に夜空を見上げる。
そこには、今にもこぼれ落ちそうなほど無数の星が瞬いていた。
「すごい……」
その声に俊介が振り向き、美琴の手を引くと自分の膝の上に座らせる。
「みんなが造ったグランピングの装飾には負けるけど、ここの天井は格別でしょ?」
俊介はそう言うと、ほほ笑む美琴を抱き寄せそっとキスをした。
「つい最近オープンしたグランピング施設です。展示会の後だし、美琴が喜ぶかなと思って」
驚いて目を丸くしたままの美琴を見て、俊介は嬉しそうに笑っている。
それからしばらくして落ち着きを取り戻した美琴は、大興奮で施設の中を見て回った。
テントと言っても、窓も扉も設置されている立派な客室だ。
室内はホテルの一室と同様に、ベッドやトイレはもちろん露天風呂やサウナまで併設されている。
目の前のプライベートガーデンを抜けると森の中を自由に散策でき、湖でボートに乗る事も出来た。
「夢みたい……」
俊介は、はしゃぐ美琴の姿をずっと愛おしそうに見つめていた。
ディナーの片付けに来たスタッフを見送り美琴が振り返ると、俊介は庭でデッキチェアに横になり星を眺めていた。
美琴はそっと隣に立ち、一緒に夜空を見上げる。
そこには、今にもこぼれ落ちそうなほど無数の星が瞬いていた。
「すごい……」
その声に俊介が振り向き、美琴の手を引くと自分の膝の上に座らせる。
「みんなが造ったグランピングの装飾には負けるけど、ここの天井は格別でしょ?」
俊介はそう言うと、ほほ笑む美琴を抱き寄せそっとキスをした。