干物のミカタ ~副社長! 今日から私はあなたの味方です!~
「いやー。まさか、こんな風になるなんて、思わなかったですよ!」
MMコーポレーションの笹野課長の、明るい声がエントランスに響いた。
「気に入って頂けて、本当に良かったです。こちらとしても、新規事業の記念すべき最初の仕事だったので」
副社長が笑顔で答える。
エントランスの装飾は、花瓶を鉢カバーに見立てるという滝山の案が通った。
幹を編み込みした高さのあるベンジャミンを中央に、その周りをアジアンタムなどの横に広がるタイプの植物で飾った。
デザインは比較的シンプルなものだったが、いざエントランスに飾られると、花瓶の華やかさと相まってインパクトのあるものにできあがった。
美琴は花瓶の柄に合うように、シダ系の植物を下に垂らすように最終調整をする。
MMコーポレーションの笹野課長の、明るい声がエントランスに響いた。
「気に入って頂けて、本当に良かったです。こちらとしても、新規事業の記念すべき最初の仕事だったので」
副社長が笑顔で答える。
エントランスの装飾は、花瓶を鉢カバーに見立てるという滝山の案が通った。
幹を編み込みした高さのあるベンジャミンを中央に、その周りをアジアンタムなどの横に広がるタイプの植物で飾った。
デザインは比較的シンプルなものだったが、いざエントランスに飾られると、花瓶の華やかさと相まってインパクトのあるものにできあがった。
美琴は花瓶の柄に合うように、シダ系の植物を下に垂らすように最終調整をする。