プリズムアイ
「あの隕石の破片に夥しい数の未確認寄生虫が貼りついていたと報告がありました。また、この寄生虫の性質として目や耳に小さな毒の粒子を飛ばし、幻覚作用または脳を乗っ取り人間を行動させる可能性があるとのこと。もし見つけたとしても触らないでください。また乗っ取った人間の瞳は七色に光るとのことです」
「それではこちらの映像をご覧ください」
二重に仕切られている箱に私が持っていた石と同じようなものが置かれ、そこにネズミがいれられた。ねずみは臭いを嗅ぎに行くと、何かが飛んだような映像が流れた。
そしてアップにされたネズミの瞳は同じようにプリズムの輝きを放っていた。
「飛沫した物体を現在調査中ですが、もしかしたらこないだの奇妙な連続殺人事件は関係している可能性があるということですか?」
「驚くべきは次の映像なんですよ。このあと一週間くらいたってから、ネズミの姿を確認すると同じようになんと皮だけが残って背中から裂けていたのです。ネズミは絶命していました。もしかしたら、人間にも同じようなことが起こり得てしまうのかもしれません」
「それではこちらの映像をご覧ください」
二重に仕切られている箱に私が持っていた石と同じようなものが置かれ、そこにネズミがいれられた。ねずみは臭いを嗅ぎに行くと、何かが飛んだような映像が流れた。
そしてアップにされたネズミの瞳は同じようにプリズムの輝きを放っていた。
「飛沫した物体を現在調査中ですが、もしかしたらこないだの奇妙な連続殺人事件は関係している可能性があるということですか?」
「驚くべきは次の映像なんですよ。このあと一週間くらいたってから、ネズミの姿を確認すると同じようになんと皮だけが残って背中から裂けていたのです。ネズミは絶命していました。もしかしたら、人間にも同じようなことが起こり得てしまうのかもしれません」