『四つ葉のクローバー』花言葉シリーズ
「そういえば、君と出会ったばかりの頃、社の近くの公園で一緒におにぎりを食べたね」
「コンビニでわたしが買ってきたサンドイッチとおにぎり。あなたは高菜おにぎりがいいって、わたしはシャケにした」
「そうだったかな。君はよく覚えているね」
「あなたと過ごした時間は忘れないから」
全部覚えている。何もかも。どんなに時間が経っても忘れたりしない。
「おにぎりを食べたあと、君と公園を散歩したのを覚えているかい」
「ええ。もちろんよ」
「あの公園にクローバーが一面に生えていた。緑色の絨毯のようだった。君は四つ葉のクローバーを探すんだってはしゃいでいた」
「でも先に見つけたのはあなただった」
「そうだっけ。そうだったか」
「あなたからもらった四つ葉のクローバーは今でも…」
今でも大切に持っている。忘れない。忘れたりしない。死ぬまであなたのことは。きっと死んでからも。
「コンビニでわたしが買ってきたサンドイッチとおにぎり。あなたは高菜おにぎりがいいって、わたしはシャケにした」
「そうだったかな。君はよく覚えているね」
「あなたと過ごした時間は忘れないから」
全部覚えている。何もかも。どんなに時間が経っても忘れたりしない。
「おにぎりを食べたあと、君と公園を散歩したのを覚えているかい」
「ええ。もちろんよ」
「あの公園にクローバーが一面に生えていた。緑色の絨毯のようだった。君は四つ葉のクローバーを探すんだってはしゃいでいた」
「でも先に見つけたのはあなただった」
「そうだっけ。そうだったか」
「あなたからもらった四つ葉のクローバーは今でも…」
今でも大切に持っている。忘れない。忘れたりしない。死ぬまであなたのことは。きっと死んでからも。