記憶屋【先輩・後輩篇】
真里と別れた後、私は城西病院に向かった。
私が求めていた答えを見つけるために。
私は何故か駅からの道のりを地図も見ずに進む事が出来た。
私はこの道を通った事がある。
毎日のようにこの道を歩いていた。
記憶にはないけどわかる。
病院に着くと受付で面会記録簿に記載し、面会カードを首から下げた。
そして305号室に行くためにエレベーターに乗った。
「あら? こんにちは」
「こんにちは」
エレベーターを下りると、若い看護師さんから声をかけられた。
私が求めていた答えを見つけるために。
私は何故か駅からの道のりを地図も見ずに進む事が出来た。
私はこの道を通った事がある。
毎日のようにこの道を歩いていた。
記憶にはないけどわかる。
病院に着くと受付で面会記録簿に記載し、面会カードを首から下げた。
そして305号室に行くためにエレベーターに乗った。
「あら? こんにちは」
「こんにちは」
エレベーターを下りると、若い看護師さんから声をかけられた。