秋、金木犀が香る日。
Special Thanks
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読んでくださった皆さま
ありがとうございました!
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あなたが二百年後に生まれたなら、
きっと小説を書いたでしょう。
あなたが百年前に生まれたなら、
きっと何も書けなかったでしょう。
しかしあなたはこの時代に生まれたゆえに、
あなたの文才は書簡で花開いたのです。
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「わたくしの薔薇と、呼ばせてくれるわね?」
女王に書き物を見初められた、
ある女性の話
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あの夕暮れどきから、わたしは
この場所とこの人を推している。
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『みの虫姫』ミエーレ・アマリリオ
姉の代わりに立候補した
昼の国 アマリリオ王国第二王女
『梟殿下』アステル・オルトロス
兄の代わりに立候補した
夜の国 オルトロス王国第二王子
✳︎
身代わり同士
昼夜の政略結婚
✳︎
「どうか、ベールを外してくださいませんか。
それでは私の顔が見えないでしょう」
「わたくしは今まで、どなたの顔も見えませんでした。
見えなくても構いませんわ」
これは、目を守るため
分厚いベールをかぶったみの虫姫が
「私があなたを見たいのです」
身代わりの政略結婚で
ひとつずつ、ベールを脱いでいく話。
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