偽りの元姫
そしてある日、私のクラスに転校生が来た。しかも6人。それはすごく嫌な予感がした。
ちなみに私のクラスには桜華の幹部以上がいる。みんなも財閥だからだ。
席も近い。いや、私の周りだ。
多分青嵐の奴らだろう。それに、私がこの学校にいることなんて知らないだろう。

あーあ。最悪。

そしてその嫌な予感は当たった。

類「青嵐の総長、赤城類(あかぎるい)だ。」
蓮「青嵐の副総長、笹神蓮二(ささがみれんじ)です。よろしくお願いします。」
翔「青嵐の幹部、桐生翔(きりゅうしょう)だよ!よろしくね〜」
隼「青嵐の幹部、上川隼人(うえかわはやと)や!よろしゅうな!」
魁「青嵐の幹部、園川魁斗(そのかわかいと)。よろしく。」
由「青嵐の姫です!桃沢由花(ももさわゆいか)です!よろしく!」

そして、男子と女子が騒ぎ出した。
男子は憧れ、女子は地位と顔で、私と桜華の幹部以上はすごく嫌な顔をした。

そして、青嵐が私に気づいたのか、私を睨んできた。全然怖くない。逆に笑える。桜華の幹部以上も、笑いを堪えている。
そして私は桜華の幹部以上を連れて、屋上に向かった。
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