戦国武将織田信長の不器用な恋
「俺を呼び捨てする女はお前が初めてだ」

「ホトトギスを殺しちゃう戦国武将」

「何を言っておるのだ」

「だって織田信長でしょ?」

「確かに、お前は名はなんと申す」

「マミです」

「ほう、この辺では見かけない顔だな、どこからきた」

「その前に私の質問に答えてください」

織田信長はじっとマミを見つめた。

「今は戦国時代ですか」

「確かに戦国の世だ」

「戦とかしてる、刀でバッサ、バッサと人を斬ったり、打首したり、切腹したり」

「確かにその通りだ」

マミはやっぱりと肩を落とした。

なんで私はこの時代に来ちゃったの?

「おい、さっきからお前は何を言っておるのだ」

私はふっと思い返した、私の目の前にいるのが織田信長なら、

憧れの武田信玄様がいる。
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