戦国武将織田信長の不器用な恋
まさかね、そんなはずはないよね。

私は眠りについた。

朝目が覚めたら戦国時代でありますようにって願いを込めて。

朝、目が覚めると、やっぱり、現代だった。

そんな、行ったり来たり出来るわけないよね。

その時、インターホンが鳴った。

こんな朝早く誰だろう。

「はい」

「先輩、おはようございます、織田信長です」

えっ、織田くん?

私はドアを開けた。

「どうしたの?」

「マミが心配だから迎えにきた」

「えっ」

「飯食わしてください」

織田くんは部屋に上がり込んで、一緒に食事をした。

織田くんは急に顔を近づけてきた。

「何?」
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