戦国武将織田信長の不器用な恋
信長は一旦マミの身体から腕を離して、渡された箱を受け取った。

箱を下に下ろした瞬間、マミはバランスを崩して、踏み台から落ちた。

「きゃっ」

信長は咄嗟にマミを抱き止めた。

信長の上に乗った状態になり、唇が急接近した。

マミは信長にキスをした。

もう、お互いに止められない。

信長はマミを抱いた。

信長の熱い抱擁に、マミの身体は熱って先を求めずにはいられなかった。

何度も唇を重ねた。

ドキドキする。

マミはわかっていた。

織田くんは信長様だと言うことを……

だから、抱かれている間、マミは「信長様、信長様」と口にしていた。

もう、誰も二人を引き離すことは出来ない。

信長はマミを戦国時代に連れて帰る決心をした。

朝まで、お互いを求め合った。

「おはよう」

信長はマミにキスをした。

「信長様、私を戦国時代に一緒に連れていってください」

「後悔はしないか」

「はい」

そして信長とマミは戦国時代に戻った。




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