近距離恋愛
「さーて今日は走りに行って来るわ」

「え?学校は?」

「ん、行かない」

「え、じゃあ葵も行かない」

「おっけー、行って来ます」

そういって笑顔で出てった悠。

その笑顔に何度助けられたかな。

「あー悠居ないと静かだな」


あ...やべ

寝てた

今何時だろ......

深夜1時。

隣に悠のすがたはない。

「はるかー?」

リビングに降りてってもいない。

「のど渇いた」

~♪~~♪♪

【着信】

知らない番号から......

「もしもし」

『もしもし葵ちゃん??』

「そうですけど......」

『悠が...はるかが死んだ......』

ゴトッ

携帯が落ちる。

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