ずっと一緒だよ…。


「待ってしょう君!」


しおん君がおいかけて来る。



ぼくは屋上へとにげこんだ。



「しょう君?」



しおん君は、ぼくを探すように、フェンスから下をのぞきこんだ。




ぼくはしおん君の手をぐいと引っ張った。



しおん君は、まっ逆さま。



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