BODY BLOW ~Dr.剛の恋~
明日鷹×剛
「剛」
カウンターに座って俺を呼ぶ明日鷹。
時刻は午前0時を回っている。
「お待たせ」
「いや、突然悪かったな」
こんな時間に呼び出したことを気にしている様子だ。
「いいよ。俺もお前と飲みたかった」
社交辞令ではなく、これは正直な気持ち。
「何だよ。お前、何かあった?」
さすが明日鷹、見抜いている。
「まあね」
10年ぶりに会った野崎さん。
驚くくらい腹を割って話すことが出来た。
わだかまりも薄れた。
すでにかなりアルコールが入っている俺は、ウーロン茶を注文した。
「飲まないの?」
自分もウーロン茶のくせに、明日鷹が聞いてくる。
「結構飲んできたから」
「誰と?」
いたずらっぽい顔を向ける。
ふふ。
きっと、色っぽい想像をしているんだろうな。
「宝の元旦那と」
ガタンッ。
明日鷹の手が止まった。
「何があった?」
マジマジと俺の顔を覗き込む。
「一言では言えない。また話すよ」
とてもじゃないが、簡単に説明できない。
そのくらい、色んなことがあったから。
カウンターに座って俺を呼ぶ明日鷹。
時刻は午前0時を回っている。
「お待たせ」
「いや、突然悪かったな」
こんな時間に呼び出したことを気にしている様子だ。
「いいよ。俺もお前と飲みたかった」
社交辞令ではなく、これは正直な気持ち。
「何だよ。お前、何かあった?」
さすが明日鷹、見抜いている。
「まあね」
10年ぶりに会った野崎さん。
驚くくらい腹を割って話すことが出来た。
わだかまりも薄れた。
すでにかなりアルコールが入っている俺は、ウーロン茶を注文した。
「飲まないの?」
自分もウーロン茶のくせに、明日鷹が聞いてくる。
「結構飲んできたから」
「誰と?」
いたずらっぽい顔を向ける。
ふふ。
きっと、色っぽい想像をしているんだろうな。
「宝の元旦那と」
ガタンッ。
明日鷹の手が止まった。
「何があった?」
マジマジと俺の顔を覗き込む。
「一言では言えない。また話すよ」
とてもじゃないが、簡単に説明できない。
そのくらい、色んなことがあったから。