年下男子の甘すぎる溺愛に困っています
着いたのは、インテリア専門の大きなお店


御影くんが私の家に住み始めて気になっていたことがある


私の部屋は1LDKで2人分の部屋がない



私がソファーで寝ればいいと思ってたんだけど、御影くんが、、


「いおりさんがベッドで寝てくれないと、俺寝ない」


なんて事を言い出すから、布団を買うことにした



それと、御影くんはお世話になるからと、5万円もの大金を渡して来たの



貰えないと言ったけど、引き下がってくれなくて、、結局2万円も受け取ることになってしまった…


スマホの通知音がなり、メッセージを開く


『いおりさんどこ?』


御影くんからのメール



学校が終わったのかな?



インテリアショップの場所を送ると、着信音が鳴る


「もしもし?」



「もしかして、俺の布団買いに行ってる?」

走ってるような音が聞こえてくる


「え、そうだけど?」



「俺も一緒行くって行ったのに、、」


言ってたような?



「ごめんね、」



「いや、ありがとう。俺も行くから待ってて」



それだけ言うと切れる電話



御影くんを待ちながら、布団コーナーを見る



もしかして、好みの布団とか枕があるのかも



そんなとこを考えながら布団を見ていると、後ろから聞き覚えのある声が聞こえてくる



「いた」



「御影くん!早かったね」


はぁーっとため息をつくと、私が引いてるカートを変わって押してくれる


「いおりさん、俺のものは俺が買うから一緒に行くって言った」


「うん、、ごめんね。気をつける」


「ありがとうなんだけど…ちょっと、、いや大分お人好しすぎるんだよ」


「そうかな?」


「絶対そう。それに、俺が使うものは俺が買うの当たり前だし、申し訳ないとか思わないで」


「思ってるのバレてたの?」


「うん。バレバレ」


「うぅ、、」


もしかしたら御影くんが年下だから、私が色々してあげないとって思ってたのもバレちゃってるのかもしれない
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