年下男子の甘すぎる溺愛に困っています
昼休み


御影といおりさんの話を聞いている


「はあ?お前、騙して同居してんのかよ?」

顔色1つ変えずに話す御影


「だめだよな」


「そりゃ、良くねぇーだろーけど、、」

御影。こんな事するやつだったか?


今までのこいつは、学校で女に話しかけられても、街で逆ナンされてもガン無視してたぞ?


何があったら、同居するまでなるんだよ


「その、いおりさん騙してまでなんで一緒すんでんの?」


「瀬戸がいおりさんの名前、、呼ぶのなんか嫌」

はぁ?こいつ、自分が何言ってるか自覚してんのか?


会ったこともねー俺に嫉妬してる


「分かったよ。そのおねーさん騙してまでなんで一緒にいんの?」


「落ち着くから」


「…ん?」


「一緒にいると、落ち着く」

信じらんねーけど、本当に好きなんだな


「鈍感な御影にアドバイスしてやる。モヤモヤしてんの、それ嫉妬だぞ」


「しっと?」


「そう。嫉妬、ヤキモチ。」


「俺、いおりさんのこと、、」


御影が恋愛してんのかー。嬉しいな


あー、でも学校中の女泣くな


「何笑ってんの?」


「いや、叶うといいな」


「あぁ」


「今度会わせろよ。おねーさんに」


「それは、嫌だ」

ははっ。御影は小さい頃からずっと家に1人だったから


おねーさんには悪いけど、もう少しだけ嘘に騙されてくれ
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