年下男子の甘すぎる溺愛に困っています
今日はいつもよりもお客さんが多かった


着替え終わり、背伸びをしていると、ドアをノックする音が聞こえてくる


「着替え終わった?入っても大丈夫かな?」

夏帆さんの声だ


「大丈夫です。どうしました?」


「今日のまかないはどうする?持って帰る?」

いつもはお昼を夏帆さん達と食べて、夜ご飯も別で持ち帰らせて貰っている


でも…夜は御影くんがいる…


沢山食べるから1人分じゃ足りないよね?


悩んでいると


「いおりちゃん何かあったの?」

心配そうに聞いてくる夏帆さんに御影くんの事を話した


「そうだったの。その子…大丈夫かしら?心配ねぇ。もし良かったったらその子の分まで持って帰ってもいいのよ」


「それは、悪いですよ。夜は私が作るので大丈夫です」


「そーう?困ったらいつでも言ってね」


「はい!いつもありがとうございます」


「夏帆ー?いおりちゃんなんだって?」


「あっ、店長さん今日はお昼だけ頂きます」

はーい。と厨房から声が聞こえてくる


夏帆さん達は相変わらず優しい…でも、これ以上甘えられない


まかないを食べ終え、家に帰る前にある場所へと向かう















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