浮気性の公爵に「外見も内面も最悪」と離縁されましたが、隣国の王太子は見染めてくれたようです~自由気まま少々スリリングな生活を満喫中です~
さっさと話題をかえた。同時に、彼に座るよう合図を送った。
本心を悟られたくなかったから。
「キュー」
肩上で、ロボが鳴いた。モフモフがわたしの頬をやさしく撫でる。
もしかして、慰めてくれているの?もしかして、わたしの心が読めるの?
そんな訳はないのに、そんなファンタジックなことを想像してしまう。
「大丈夫よ、ロボ。ほら、あなたにも」
ごまかす為に、胸元の小説をローテーブルの上に置いてからお皿上のプレーンクッキーをつまみ、彼にあたえた。
「キュキュッ」
プレーンクッキーは、すぐに消えた。
そうして、いよいよおたがいの小説を披露するときがきた。
本心を悟られたくなかったから。
「キュー」
肩上で、ロボが鳴いた。モフモフがわたしの頬をやさしく撫でる。
もしかして、慰めてくれているの?もしかして、わたしの心が読めるの?
そんな訳はないのに、そんなファンタジックなことを想像してしまう。
「大丈夫よ、ロボ。ほら、あなたにも」
ごまかす為に、胸元の小説をローテーブルの上に置いてからお皿上のプレーンクッキーをつまみ、彼にあたえた。
「キュキュッ」
プレーンクッキーは、すぐに消えた。
そうして、いよいよおたがいの小説を披露するときがきた。