浮気性の公爵に「外見も内面も最悪」と離縁されましたが、隣国の王太子は見染めてくれたようです~自由気まま少々スリリングな生活を満喫中です~
「これは、何を食べるんでしょうか?」
「だから、『これ』と申すなっ」
「カユラ。魔獣は大カラスみたいに雑食性みたいだから、何でもいいんじゃないかしらね」
「では、オーツ麦のお粥を作ってきましょう。古くなったオーツ麦の処理に困っていたんです。ヤギのミルクもそろそろヤバそうですしね」
「贅沢すぎるわね、カユラ。それって、昔よく仔犬にやってたわよね。仔犬の離乳食にぴったりですもの」
「ちょちょちょちょ、ちょっと待て。いろいろ指摘したいことがあるのだが……」
「遠い東の大陸にある国に、『働かざる者食うべからず』という言葉があるの。知ってる?だからロボ、恵んでもらえるだけありがたいと思いなさいよ」
ロボったら、シュンとしちゃって。
金色に輝く大きな体でシュンとしている姿は、ちょっとだけ萌えるわね。
カルラが台所に行って作って戻ってくるまで、ロボはずっとぶつくさ文句を言っていた。
「だから、『これ』と申すなっ」
「カユラ。魔獣は大カラスみたいに雑食性みたいだから、何でもいいんじゃないかしらね」
「では、オーツ麦のお粥を作ってきましょう。古くなったオーツ麦の処理に困っていたんです。ヤギのミルクもそろそろヤバそうですしね」
「贅沢すぎるわね、カユラ。それって、昔よく仔犬にやってたわよね。仔犬の離乳食にぴったりですもの」
「ちょちょちょちょ、ちょっと待て。いろいろ指摘したいことがあるのだが……」
「遠い東の大陸にある国に、『働かざる者食うべからず』という言葉があるの。知ってる?だからロボ、恵んでもらえるだけありがたいと思いなさいよ」
ロボったら、シュンとしちゃって。
金色に輝く大きな体でシュンとしている姿は、ちょっとだけ萌えるわね。
カルラが台所に行って作って戻ってくるまで、ロボはずっとぶつくさ文句を言っていた。