浮気性の公爵に「外見も内面も最悪」と離縁されましたが、隣国の王太子は見染めてくれたようです~自由気まま少々スリリングな生活を満喫中です~
「何からききたい?やはり、おれたちの正体か?」
「ちょっと、まだ前置きなの?っていうか、あなたたちの正体?いまのそれ、仮の姿っていうこと?」
思わず、カルラと顔を見合わせてしまった。
「まさか、手配されている大罪人?やっぱり、アレックス。あなたはスケコマシで、アニバルがそのマネージャー的な存在なの?二人して、モリーナ王国にいられなくなったってやつ?あの連中は、それを追ってきたモリーナ王国の役人か何か?そのわりには、失礼すぎたしガラが悪かったけど」
「なんてことかしら。でも、アレックス様ならありえるかもしれませんよね」
「いや、ちょっと待ってくれ二人とも。どうしてそう話を作るんだ?」
「アレックス。わたし、一応作家よ」
「ああ、そうだったね。っていうかそこじゃないだろう、クミ。昨日、あれほどことを分けて説明したよね?」
「ちょっと、まだ前置きなの?っていうか、あなたたちの正体?いまのそれ、仮の姿っていうこと?」
思わず、カルラと顔を見合わせてしまった。
「まさか、手配されている大罪人?やっぱり、アレックス。あなたはスケコマシで、アニバルがそのマネージャー的な存在なの?二人して、モリーナ王国にいられなくなったってやつ?あの連中は、それを追ってきたモリーナ王国の役人か何か?そのわりには、失礼すぎたしガラが悪かったけど」
「なんてことかしら。でも、アレックス様ならありえるかもしれませんよね」
「いや、ちょっと待ってくれ二人とも。どうしてそう話を作るんだ?」
「アレックス。わたし、一応作家よ」
「ああ、そうだったね。っていうかそこじゃないだろう、クミ。昨日、あれほどことを分けて説明したよね?」