浮気性の公爵に「外見も内面も最悪」と離縁されましたが、隣国の王太子は見染めてくれたようです~自由気まま少々スリリングな生活を満喫中です~
「アニバル、殿下の言う通り気がはやすぎるわよ。男の子ばかり四、五人って、育てるのが大変すぎるわ。カルラの体力がもつかしらね?それに、男親だったら女の子もほしいでしょう?最初は女の子。それから男の子。そのつぎは女の子で、最後は双子の男女。これでどう?」
「クミ?いや、ぼくの言いたいのはそこじゃない」
「えっ、なんですって?」
すぐ隣にいるアレックスが何か言ったけど、まぁいいわね。
「アニバル、ちゃんと手伝いなさいよ。育児も家事も、けっしてカルラ一人に押し付けないで。殿下のお守りとか使い走りで大変かもしれないけれど、そこはちゃんと労働時間の制約や休日の取得をちゃんと守ってもらって、家庭サービスしなきゃ」
「クミ?いや、ぼくの言いたいのはそこじゃない」
「えっ、なんですって?」
すぐ隣にいるアレックスが何か言ったけど、まぁいいわね。
「アニバル、ちゃんと手伝いなさいよ。育児も家事も、けっしてカルラ一人に押し付けないで。殿下のお守りとか使い走りで大変かもしれないけれど、そこはちゃんと労働時間の制約や休日の取得をちゃんと守ってもらって、家庭サービスしなきゃ」