浮気性の公爵に「外見も内面も最悪」と離縁されましたが、隣国の王太子は見染めてくれたようです~自由気まま少々スリリングな生活を満喫中です~
「キュー」
モフモフのお尻のある小さな尻尾をふりふり飛び回っている。
「なにこれ?たまわないわ」
キュンキュンきすぎている。
こんな可愛らしい生き物がいるなんて……。
「さあ、召し上がれ」
空になった鍋に水をはろうと蛇口をひねり、視線を床へと戻した。
「え?も、もう終わったの?」
あきらかにモフモフの小ささには多い量だった。なのに、皿の上に何ものっていないのである。
ソースまで消えている。つまり、ベロリとなめとったかのように皿がきれいになっている。
「す、すごいのね。食べるの、はやいんだ」
それしか言えない。
「クーン」
モフモフが足にまとわりついてきた。
モフモフのお尻のある小さな尻尾をふりふり飛び回っている。
「なにこれ?たまわないわ」
キュンキュンきすぎている。
こんな可愛らしい生き物がいるなんて……。
「さあ、召し上がれ」
空になった鍋に水をはろうと蛇口をひねり、視線を床へと戻した。
「え?も、もう終わったの?」
あきらかにモフモフの小ささには多い量だった。なのに、皿の上に何ものっていないのである。
ソースまで消えている。つまり、ベロリとなめとったかのように皿がきれいになっている。
「す、すごいのね。食べるの、はやいんだ」
それしか言えない。
「クーン」
モフモフが足にまとわりついてきた。