浮気性の公爵に「外見も内面も最悪」と離縁されましたが、隣国の王太子は見染めてくれたようです~自由気まま少々スリリングな生活を満喫中です~
「ええ、大丈夫よ。明日、また会いましょう。シリーズ物だけど、あなたに読む時間があればいいんだけど」
「奇遇だな。ぼくのもシリーズ物だ。心配はいらないよ。ぼくは執筆の時間はなくっても、きみのシリーズ物を読破する時間はたっぷりある」
「わたしたち、またまた気が合うわね。わたしもそう。執筆だと数分で集中力が途切れてしまうのよ。だけど、あなたのシリーズ物なら何冊あろうと明日一日と夜中で集中して読破してみせるわ」
わたし、とんでもなく無茶なことを宣言しなかったかしら?
彼のシリーズ物が百巻以上あったら、物理的に明後日の朝までに読破出来るわけないのに。
アニバルのうなり声がきこえたような気がしたけど、気のせいね。
結局、アレックスと明日会うことになった。
こういうことも、小説のストーリーのまんまよね。
こういう感じで、にぎやかな夜がすぎていった。
「奇遇だな。ぼくのもシリーズ物だ。心配はいらないよ。ぼくは執筆の時間はなくっても、きみのシリーズ物を読破する時間はたっぷりある」
「わたしたち、またまた気が合うわね。わたしもそう。執筆だと数分で集中力が途切れてしまうのよ。だけど、あなたのシリーズ物なら何冊あろうと明日一日と夜中で集中して読破してみせるわ」
わたし、とんでもなく無茶なことを宣言しなかったかしら?
彼のシリーズ物が百巻以上あったら、物理的に明後日の朝までに読破出来るわけないのに。
アニバルのうなり声がきこえたような気がしたけど、気のせいね。
結局、アレックスと明日会うことになった。
こういうことも、小説のストーリーのまんまよね。
こういう感じで、にぎやかな夜がすぎていった。