浮気性の公爵に「外見も内面も最悪」と離縁されましたが、隣国の王太子は見染めてくれたようです~自由気まま少々スリリングな生活を満喫中です~
産みたての卵
「キュキュッ」
室内に向き直った瞬間、ロボが胸元に飛び込んできた。
シャツを通しても、モフモフの気持ちよさがわかる。
「大丈夫?ケガはない?」
デレッとしている場合ではない。彼を抱えて目の高さまで抱きあげた。
「クー」
モフモフの中に、つぶらすぎる瞳が見える。
昨夜は、あまりよく見えなかったから気がつかなかった。窓から射し込む陽の光のせいかもしれないけれど、二つの小さな小さな瞳は、毛色と同じ金色である。
それがまた、とてもきれい。
その魅惑的な輝きに魅入ってしまった。
室内に向き直った瞬間、ロボが胸元に飛び込んできた。
シャツを通しても、モフモフの気持ちよさがわかる。
「大丈夫?ケガはない?」
デレッとしている場合ではない。彼を抱えて目の高さまで抱きあげた。
「クー」
モフモフの中に、つぶらすぎる瞳が見える。
昨夜は、あまりよく見えなかったから気がつかなかった。窓から射し込む陽の光のせいかもしれないけれど、二つの小さな小さな瞳は、毛色と同じ金色である。
それがまた、とてもきれい。
その魅惑的な輝きに魅入ってしまった。