僕の姫様、必ず守るよ
こいつやっぱり狂ってる。
そもそも、炎舞ってなんなのよ。
でも、こちら側って言ってたから暴走族
とかそこらへんの類だろう。
だからって脅されて負ける私ではない。
「雅達に相談して、対策を練るわ!
あなた達なんかに負けないんだから!!」
「威勢がいいね~
好きだよ。そういうの。
でも、もし幹部達にこのことバラしたら
ほっておけないかも。
僕たちは君のことをずっとみてるからね」
「桜龍は強いんだから!
あんたなんかに絶対負けない!」
「ふーん。
とりあえず、今日は引こうかな。
今日は何言っても無駄そうだし。
ただ忘れるな。和泉桜花。
お前の行動が全てを決めることを」
葵優はそう言い残して、図書室から立ち去って
行った。