僕の姫様、必ず守るよ
ー桜花サイドー

そのあと、幹部達が戻ってきた。



「大丈夫か!凪!お前らも!」



大和が、凪と下の子達に声をかけた。



「これは、やられましたね」



伊織が苦虫を噛み潰したような顔をした。



「みんな、後で話がある。

 とりあえず桜花ちゃんは家まで送り
 届けるね。」



「私もいたらダメ?」



「ここにいたら、また襲われるかもしれない
 から、今日はごめんね。

 また、明日遊びにおいで。」



私は雅を困らせたくなくて、


「わかった!無理言ってごめんね」


「こちらこそ、ごめんね。

 明日また迎えに行くから」



雅は私を家まで送り届けてくれた。

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