僕の姫様、必ず守るよ
「雅、ありがとう」
「今日はごめんね。また明日」
そう言って、雅は倉庫に戻っていった。
雅を見送って家に入ろうとした時、
「和泉さん、少し話そうよ」
そこには、葵優李の姿があった。
どうやって家を突き止めたのよ。
私が雅に相談しようとしたのもお見通し
のようだったから、こう言うことは得意
ってことね。
「いいわよ。私も話したいことがあったの。」
私と葵は近くの公園で話すことにした。