僕の姫様、必ず守るよ
「今回の、あなた達の仕業よね」
「そうだけど、それは語弊があるな。
元はといえば、君が総長達に言おうと
したのがいけないんじゃないか。」
「あんなに傷つけなくてもよかったじゃない」
「だって、あそこまでしないと君の気持ちは
変わらなかっただろ?
実際、君の気持ちが変わったみたいだし」
「変わってないっていったら」
「嘘は良くないな~
でも、もし本当に変わってなかったら
次はもっと酷いことしちゃうかも」
「やめて!!これ以上みんななこと傷つけ
ないで!!私の家族なの」
「じゃあ、僕たち炎舞のところにくるね?」
「...わかったわよ」
「桜龍のことを、大事な姫様が裏切ったって
しったらみんなびっくりするね」
「これで、みんなのことは傷つけないのよね」
「もちろん。
自分からやめるとは言いづらいし、きっと
止められるだろうから、僕がきっかけを
作るね。
君はいつも通りにしてればいいから。」
「わかった」