僕の姫様、必ず守るよ


「聞いてもいい?」



「実は、この倉庫の情報を流したのが
 桜花ちゃんなんじゃないかっていう
 情報がついさっき急に入ったんだ。」



「凪!お前桜花を疑ってんのかよ!!」



「大和、落ち着いて。

 僕も本当の情報だと思ってない。

 ただ、急に出てきたって言うのが
 引っかかるんだ。

 なぜ、今になって情報が掴めたのか...

そこら辺もう少し詳しく調べてみるね」



「凪、頼むね」



「任せてよ、雅」



「最悪の話、桜花さんが裏切り者で実は
 炎舞と繋がっていたらどうしますか?」


「伊織!!」


流生が声を荒げて、伊織の名前を呼んだ。

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