僕の姫様、必ず守るよ


「桜花ちゃん、後で話すね。

 とりあえず倉庫に行こうか」


「うん」



倉庫に入っていつも通り下の子達がいる部屋
を抜けて、幹部室に行こうとした時、



「桜花さんが、裏切り者なのかな?」


「まさか、そんなことないよ」


「だって、桜花さんだよ?」



話の内容は聞こえないけど、下の子達が
ヒソヒソ話してる。


それに気づいた、雅と大和が



「お前たち、なんだよ」


「なんかあった?」



下の子達に問いかける。

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