僕の姫様、必ず守るよ


ー桜花サイドー

起きたら帰る時間になっていた。


葵が校門で待ってるだろうと思い、校門へ
走って向かった。


体力がなくなりすぎて、息がすぐ上がる。


校門に着くと葵がいた。


なにか、すごい思い詰めてるみたい。


どうしたのか聞こうとする前に、葵が



「今日は溜まり場に来てほしい。
 
 話したいことがある。」



「わかった」




今まで何も話してくれなかったのに、
急にどうしたのか。




まさか、桜龍に手を出す気だろうか。



不安でいっぱいになりながら、溜まり場へ
向かった。


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