僕の姫様、必ず守るよ


「桜花ーお前何がいいー」


「こっちきて選べよー」


「はーい」



私は流生と大和のところに行き、
デリバリーのメニューから今日のお昼ご飯
を探していた。



その姿を見ていた雅と凪が



「雅、色々とよかったね」



「ほんとによかった。

 凪も、協力してくれてありがとう」




「どういたしまして。

 それにしても、桜花ちゃんがいると
 和むね。」

 

「あぁ、みんなの空気も柔らかくなって
 桜花ちゃんも心なしか楽しそうで
 よかったよ」




「今度こそ、絶対何がなんでも守ろうね」



「もちろん」



そんな話をしていたのは、
私には聞こえなかった。
< 185 / 280 >

この作品をシェア

pagetop