僕の姫様、必ず守るよ
「さぁ!僕の部屋に着いたよ。
散らかっていてごめんね。」
雅が部屋のオートロックキーを解除して
中に案内してくれた。
「わぁ〜部屋の中すごすぎるんだけど‼︎」
私の目の前には、白と黒で統一された
大きい部屋が見えた。
「これ、シャンデリア?
初めて見た...」
「そうだよ。
小さいサイズのシャンデリア。
家具屋さんで見た時に
一目惚れしちゃってね。
それに、桜花ちゃんのお家も大きいから
そんなに驚くことなくない?」
雅が驚いている私をクスクス笑っている。
いやいや、私の家は3人での多きさだし
シャンデリアとか海外セレブのお家みたいな
ものないし‼︎
私がつっこむのを我慢してると
「桜花ちゃん、何か言いたそうだね」
雅がなんでもわかったように言った。
「べ、別に。何もないし」
「本当かな〜」
雅は私を揶揄って、
すごく楽しそうな顔してる。
「ほら!オムライス作っちゃお‼︎」
私は急いで話を逸らした。
「そうだね。
もう時間も遅いから急いで作ろうか。」
それから手を洗って、オムライス作りを
することに。