僕の姫様、必ず守るよ


「大丈夫だよ。ありがとう」


なんとか返事を返した。


「桜花が可愛すぎて、
 全然止められそうにない。

 どうしよう。」



雅が困った顔をしてる。



「クスッ」


あまりにも困った顔をしてるから笑って
しまった。


「あー桜花笑ったな!

 笑った桜花にはお仕置きしなきゃね」


私が構えると、雅は髪を触りながら
優しい優しいキスをした。


「意地悪すると思った?」


雅がイタズラに成功した顔してる。



「もぉ〜」


「はい、むすくれないの。」


私がむーとした顔をしてたら、雅が



「桜花、まだまだ可愛がってもいい?」


「優しくしてね。」


「努力します」



それから、私たちは甘い甘い一夜を過ごした。

その一夜が私にとってとても大切な大切な
宝物になったのは言うまでもない。

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