僕の姫様、必ず守るよ
倉庫に着くと伊織が、
「彼女は僕の部屋に運んでもいいですか?」
「茜さんが来るまで、頼むね伊織」
「わかりました」
伊織が叶芽をお姫様抱っこして、自分の部屋に
運んで行った。
「伊織が自ら自分の部屋に案内する
なんて珍しいね」
雅が物珍しそうな顔してる。
「確かに。伊織はいつも固いからな〜」
「桜花の友達に惚れたんじゃない?」
大和と流生が伊織のことを茶化してる。
伊織に知られたら、絶対怒られるよ。