僕の姫様、必ず守るよ


「これが、全てだよ。

 心配もかけて、危険な目にも合わせて
 ごめん。

 でも、私は桜龍を離れる気はないよ」



「私がいくら離れてって言っても
 桜花ちゃんは頑固だから、聞いて
 くれなさそうだしね」


叶芽が、諦めたような笑みを浮かべた。

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