僕の姫様、必ず守るよ

必死に思い出そうとしていたら


「嘘、冗談だよ。

 昨日は桜花ちゃん寝ぼけて僕の部屋に
 きたんだ。

 来たら、ベッドの上に横になって
 気づいたらそのまま寝てたってわけ。

 桜花ちゃんの隣で僕も寝たかったから
 そのままにしちゃった」



「そうだったんだ...

ごめんね!狭かったよね」



「全然!むしろあったかくて幸せだったよ。

 寝顔も可愛かったし♪」



「次からは寝ぼけないように気をつけます...」



「いつでも寝ぼけていいからね♪」


「もう、寝ぼけないもん!」


「わかった、わかった笑

 ほら、桜花ちゃん支度しないと
 お父さんとの約束間に合わないよ!」


「あっ!!急がなきゃ‼︎」


私達は、急いで支度をしてファミレスへと
向かった。
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