僕の姫様、必ず守るよ
あぁ、色々あったけどちゃんと私は
愛してもらえていたんだと初めて感じることが
できた。
それから、ファミレスを出て久しぶりに
自分の家に帰った。
久しぶりに帰る自分の家。
こんなに、大きい家だっただろうか。
誰も人がいなくなった家はさらに
冷たさを増しているような気がした。
今日、ここに来たのは
雅の家に必要なものをとりあえず
持っていくため。
バイクで雅に寄ってもらった。
バイクだとキャリケースは乗せられないから
藤宮家の運転手さんが車で迎えに来てくれる
らしい。